型枠工事はコンクリート建造物の基盤・骨格をつくる重要な役割を担い、人々の豊かな暮らしを支えています。
型枠工事は、目まぐるしく変化するこの世の中においても決してなくなることはありません。マンションや学校・病院・公共施設など様々な建築工事には欠かせない技術です。
型枠大工とはWhat′s formwork carpenter?
型枠大工は日本の誇り。
特殊な技術が身に付く専門職です。
型枠工事は、ビル建築にとどまらず、ダム・橋・トンネル・河川の護岸や地下鉄などコンクリートを使う工事は、すべて必要とされる、基幹的な技術です。
鉄筋コンクリート造のビル建築などでベニヤ板と桟木を使った型枠で、柱を立て、梁を架け、壁をおこし、スラブ(天井)を揚げる。鉄筋工との相伴作業でその中に鉄筋が組まれ、型枠が完了すると、別業者がコンクリートを流し固まると型枠を脱型し、又、隣の工区や上の階で使われる。
型枠大工は、学ぶべき匠の技術を要した奥が深くやりがいのある仕事です!
ワークフローWorkflow
確かな技術と豊かな経験を活かして安全な作業を心がけています。
型枠工事は、ビルやマンションなど鉄筋コンクリート造の全ての建造物にとって重要な役割を担っています。私たちがどのような工程で仕事を進めていくのか具体的に一連の業務の流れを詳しく説明していきます。
拾い出し
施工図から柱、梁、壁、スラブ等の寸法と形状を拾い出し、加工図を作成。
下ごしらえ(加工)
拾い出しで作成した加工図を基に、ベニヤや桟木を使って加工材を作ります。
搬入・間くばり
型枠資材を作業がスムーズに進むよう現場の最適な場所に搬入します。
柱の建込
加工した枠を墨だしした墨に合わせて建込む作業。
梁架け
先ほど建込んだ柱の枠に梁の枠を架けていきます。
壁起し
梁架けが終わった次は壁枠を建込む。
スラブ揚げ(天井・床)
各階の天井または床になる部分の枠を貼ります。
壁の返し・固め
型枠の形がコンクリートの圧力で変形しないように鉄パイプなどで補強します。
コンクリート打設
型枠大工が立ち合いのもと別業者が行います。
型枠解体・完成
コンクリートが固まり強度が出たら型枠を取り外して型枠工事完了となります。
人材育成の取り組みHuman Resource Development
丁寧な技術指導と優秀な人材を育成する取り組みを行っています。
佐々喜建工では社員の教育プログラムとして、「独り立ちプロジェクト」を実施しています。これは社員のキャリアアップとモチベーションアップを目的としていて、将来的にも当社で安心して働いていける環境づくりに取り組んでいます。
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新入社員研修
- ■ 資材・道具・仕事の知識を身に付ける。
- ■ 現場での作業の流れを覚える。
- ■ 実際に自分で見る・知る・確かめる。
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キャリアアップ研修
- ■ 施工図の見方
- ■ 拾い出し講習(cad/jw)
- ■ 資格習得サポート
- ■ 特別講習制度
施工実績Construction Results
信頼と豊富な実績と私たちの技術が生んだ後世に残る建物。
佐々喜建工が創業以来、長きに渡って携わってきた数多くの型枠工事の中から主要な建物をご紹介します。
茨城県庁舎行政棟
三の丸庁舎
カシマサッカースタジアム
水戸駅北口再開発ビル
日立市新庁舎
五軒町マンション
全共連石岡センター